Valborg

4月30日は春を祝うお祭りヴァルボリエ(Valborg)がありました。ウプサラのValborgは特に有名です。朝10時から、フィリスオン川 でいかだ下りが始まりました。これは川内の川下りと同じで、お手製のいかだでいろんな仮装をして下ってくるというものです。一見穏やかに見えますが、その 先は

このような滝になっていてここが最大の難所です。

私は寝坊してしまい、最後のいかだが難所を越えたところしかみれませんでした。

仕方がないので、これはテレビの映像です。(^^;;;; あっくんがふざけて撮ったものです。

川下りのゴール地点はPumpHusetです。この先にはネットが張ってあり、多くの残骸が引っかかっていました。川下りが終わると、そこにはゴミ清掃車が待機しておりその場で清掃車の中に船は消えていきました。

そして、15時にUppsalaのみで見られる、白い帽子を振るシーンです。・・・しかし、これもあまりの人混みで間に合わず、テレビの映像です。(汗)

これもテレビからです。大学の図書館のバルコニーに大学の総長が立っておりその人が白い帽子を振るとみんな一斉に帽子を振り出します。まるで、あた り一面に春の花が咲いたように見える・・・はずです。中には黄色い帽子も見えますが、これはOBだそうで、みんな何十年も大切にとっており、この日にわざ わざタンスから出して、このお祭りに参加するのが楽しみのようです。Erikの帽子も、やや黄色くなり始めているとのことでした。この日はあまりの人で、 結局Erikと合流できませんでした。

我々が丘に着いたときはみんなが歌を歌いながら丘を下った後でした。それにしても、こんなに人が多いのをスウェーデンで経験したのは初めてでした。 Uppsalaのお祭りは特別なんだそうです。後日、研究室でまるで東京の人混みのようだったと話したらえらく受けていました。

王宮前の丘もこのとうり、多くの人でにぎわっています。結構酔っている学生も多く、カフェやバーなどでは、コンサートで盛り上がる姿も見られまし た。いつもは、静かな学園都市。でもこのお祭り騒ぎで、寝ていた草木や、動物たちも、我が家と同様、慌てて起き出したことでしょう。

街をあげての学祭に、街の住民全員が参加しているようなこのお祭り。翌日はメーデーで祝日でしたが、朝早くから街中を清掃車が駆け回っていました。 酔った学生が二日酔いで寝ているせいもあるのか、いつもよりさらに静けさを増し、何事もなかったようないつもの街に戻りました。(ASU  MAKO)

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