デンマーク・チボリ公園旅行記

4月21日から24日はイースターホリデイでお休みでした。我々は、隣国のデンマークのコペンハーゲンに遊びに行ってきました。コペンハーゲンは最 近ハブ空港としての役割があり、日本からスウェーデンにSASで来ると、ここで乗り換えることになります。子供たちは久しぶりの飛行機とあって大はしゃぎ です。すでにアーランダ空港でこの有様です。空港まではインターネットで予約したUppsalaTaxiが玄関まで迎えにきてくれました。こりゃ便利。し かもスウェーデンは時間に正確な国なので、9時30分の約束の時間ぴったりの登場です。パチパチ。空港までは一律365Kronorです。この日はリムジ ンタクシーのお出迎えでした。すごい!!

約1時間ほどでコペンハーゲンのカストロップ空港に着きました。着陸の際に減圧で耳が痛かったのか、ゆうちゃんは大泣きでした。しかしここでトラブ ル発生。一緒に乗ったはずのベビーカーがでてきません。SASのデスクに交渉にいき、見つかり次第ホテルまで届けてもらうことにしました。空港から市内ま では電車で12分と近いのですが、ゆうちゃんの大泣きで気を使ったせいか、すでにASUとMAKOは疲れてしまいました。しかもベビーカーがないので、今 日は体力を温存するため、タクシーでホテルまで直行することにしました。

ところが。。。。

これが大変なことになってしまいました。喧嘩っぱやそうな兄ちゃんだなあと思ったら案の定。クラクションをならされたのに腹を立て幅寄せして中指を たててしまいました。その後はその相手とのカーチェイスです。はっきり言って怖かった。疲れもどっかに吹き飛んでしまいました。何とかホテルに着いたもの の、コペンハーゲンのタクシーはもうこりごり。チップも用意していましたが、払うものか!

さんざんなスタートですが、ホテルは安くてきれいなCrown Hotelというところにとりました。コペンハーゲンやストックホルムはビジネスマンが多いので週末や休日には割安になります。今回の旅の目的はチボリ公園を堪能すること。ここからチボリまでは歩いて15分と絶好に場所にあります。早速出かけることにしました。

これはチボリ公園の市庁舎側の入り口です。

正面玄関からはいるといきなり、チボリ少年音楽隊の行進に出迎えられました。

今年は桜がみられない覚悟でしたが、なんと、こんなところでみられるとは!感激です。

染井吉野のようです。やっぱり桜をみないと春が来た気がしません。ここコペンハーゲンはウプサラよりも5℃ほど暖かかったです。

日が暮れてくると、いろいろな催しが始まります。舞台あり、ジャズあり、オーケストラあり。大人も子供も楽しめるというのはこういうことだったんですね。すっかり時間のたつのを忘れてしまいました。

公園内にはたくさんレストランがあります。そのうちの一つに入ってみました。ウェイターが日本好きで、いろいろサービスしてくれました。ここは屋根はありますが、屋外なので、近くで演奏しているジャズが聞こえています。リッチな時間を過ごせました。

イルミネーションがつきました。きれいですね。

幻想的な感じになってきました。

絵はがきにしたいくらいです。ここがメインゲートです。

すっかり長居した我々は9時にホテルへ帰りました。すると、行方不明だったベビーカーが届いておりました。ラベルにはRUSHと書いてあります。よかったよかった。チェックインの時、担当が研修生だったのがいけなかったのかなあ。

翌日は朝寝坊して10時前に朝食。チボリ公園は11時に開くので、ホテルの朝食会場は一番込んでいました。今日は買い物と市内観光の後、チボリ公園 です。バスの写真を忘れてしまいました。デジカメ、ビデオ、ふつうのカメラの3つも持っているのでどれかに写っているはずなのですが。。。このバスは2階 建てで、2階部分には屋根がありません。オープンエアーです。気持ちよかった。ガイドはヘッドホンで聴くのですが、日本語モードがありました。

市内の主要なスポットをバスからみることができました。かえってこの方が楽です。バス停があって、チケットがあれば一日何回も乗ったり降りたりすることもできるのだそうです。100DKr(デンマーククローネ)でした。これは、スウェーデン海軍に勝利した将軍の銅像です。

これは救世主教会です。螺旋階段になっていててっぺんまで登れるそうです。でも、400段あって、足場はようやく一人乗れるだけとか・・・

この写真で屋根がないバスだってことがおわかりいただけるでしょうか。すっかりオープンカーが気に入ってしまいました。

これはかの有名な、人魚姫です。当時の国立劇場のプリマドンナをモデルに作られたそうです。意外と小さい銅像でした。中にはよじ登っている人もいます。でも、出たがりあっくんのほっぺがじゃまで、よく見えませんねえ。

こんな感じの町並みです。春の花が街中にあふれています。

市庁舎です。15分おきに鐘が鳴ります。ここでは、休日、結婚式も行われるそうです。

市庁舎前の広場です。この反対側にはオープンカフェがあって、そこで昼食をとりました。カールスベアビールのうまいこと。ASUはすっかり赤くなってしまいました。

今日もチボリ公園です。今日は入り口で親切な老婦人が、二人用のパスポートを使ってMAKOをただで入れてくれました。大人一人40DKrです。あっくんは、初めて子供用のレーシングカーに一人で乗って、大満足。6回も乗ってしまいました。

今日は11時45分から花火があがるので、家族みんなでがんばることにしました。(というより、ASUが一番みたかったのですが)子供たちが寝てもいいように、厚手のコートに手袋も持参しました。

ライトアップされた噴水をみているうちにまずゆうちゃんが寝てしまいました。

ライトアップされた花をみているうちにあっくんが寝てしまいました。

そして待望の花火。写真がちょっとしょぼいのですが、このときはビデオを回していたので、デジカメでとるのをすっかり忘れてしまいました。デバイスが多すぎるのも考えものです。

絵の好きなMAKOが印象派の絵を見たいというので、次の日はニューカールスベア博物館へ行って来ました。ラッキーなことに今日は無料開放の日でした。

これは館内の中心部分です。中はまるで温室のように暑かった。しかし、この博物館は、やたらと階段が多い!10キロのゆうちゃんを抱っこして見て回るだけで、結構な運動でした。

またまた市庁舎前。チボリ公園を見ている銅像はアンデルセンです。

最終日は帰るだけです。タクシーはこりごりなので、電車で空港まで行きました。1時間に3本走っていて大人一人18DKr。12分で空港のど真ん中に着きます。便利です。最初からこれにすればよかった!これは自転車とベビーカー用の車両です。

こうして無事、帰国できました。たくさんのハプニングがありましたが、とってもいい経験になりました。この日以来、あっくんは毎日、自分で運転した レーシングカーのことを、自慢げに話してくれます。でも、あのレーシングカーは、運転しなくてもレールの上をぐるぐる回る車だってことに、彼はまだ気づい ていません。彼のプライドのため、黙っておきましょう。チボリのような素朴なテーマパークは何度いっても楽しそうです。なんせ1843年から続いているん ですから。。。

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