メーラレン湖でスケート

2月26日。2日前からの雪が残り、気温は零度。でも、こーんなにいいお天気になりました。初めての樹氷を眺めながら、車で約20分走ると、そこは もう、広大なスケールの自然のスケートリンク。ハマースコグに着きました。右に見えるのが、湖の湖畔。雪があるので、道ができていますが、普段は湖全体、 滑ることができます。

こんな広々とした中で、大いに楽しむあっくん。駐車場には50台くらいの車があって、多くの家族連れがいましたが、日本と違って、混雑という言葉はありません。いつでも、どこでも、自分専用のゲレンデのようです。

氷の上も、雪の上もなんのその。そりに乗ったり引っ張ったり。あっくんがどんなにはしゃいでも、隣の人は、ずーっと遠くに、点のように見えます。

パパに引っ張ってもらって、そりはまるであっくんの大好きなF1のように、氷の上を勢いよく走ります。氷の厚さは、30から40センチあって、透明 度が高いので、水草がそのまま氷に閉じこめられているのが、観察できます。暖かくなると、氷にひびがはいるボンッボンッという大きな音が鳴り響いて、春の 訪れがわかるそうです。

スウェーデンの子供たちは、雪遊びをするとき、ヘルメットをかぶっています。こんな景色の中で、スケートをする気分は、まるで、大きな大きなクリスマスケーキの上を、蟻さんになって遊んでいる気分だと思うのは、私だけでしょうか?

これは、メーラレン湖の別の岸辺から撮ったものです。どこからでも、滑ることができます。左下に見える人は、こんなところで、ホットドッグを焼いて売っています。寒くてもみんな氷の上で、コーヒーを飲んだり、お弁当を食べたりしています。

この人は、いったいどこに行くのでしょうか?スケートをしている湖の真ん中で出会いました。このスケートリンクを横切って、隣町まで買い物にでも行 くのか、それとも、氷上サイクリングを楽しんでいるのか。それにしても、なぜこの人は滑らずに運転できるのか。謎の多いスウェーデンです。

こうして、約3時間そりとスケートを楽しみました。日本の中でも南国鹿児島から来たパパが、スケートが意外にうまいので、一緒に行ったみんなはびっくりしていました。スウェーデンでは、謎の日本人?

スケートの仕上げは丘の上のカフェで、みんなホットチョコレートとお菓子を食べて暖まって帰るという、優雅な一日でした。(MAKO)

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