優ちゃんのすてきなお誕生日。(植物園でピクニック)

6月15日。優ちゃん1歳のお誕生日。この日、ちょうど北欧ツアーに来ていたMAKOの両親(通称、じいじandばあば)も2泊3日でウプサラに立ち寄りました。日本晴れならぬ気持ちのよいスウェーデン晴れ。まずはお気に入りコースのお散歩に出かけました。もちろん、大聖堂から。。

大聖堂の中は、今日も物静かな時間が流れています。きっと、優ちゃんが生まれた日も、同じように。。。

あまりにいいお天気なので、植物園でピクニックをすることにしました。植物園側からみた宮殿です。

植物園入り口の広場では、この暖かさで、噴水の池に思わず入ってしまう若者の姿が。半袖でも過ごせる暖かさになってきました。

ふと見ると、道具小屋の上に人が!!宮殿に向かって、屋根上に座ったこの人形、管理人さんかな?とってもリアル。でも半ズボンだけで、冬は寒くない?

宮殿よりも、かなりの広い敷地を持った植物園。王の庭園のように広々とした植樹がしてあり、誰でも自由に出入りして、ピクニックや読書をすることができます。

だから、手動式の芝刈り機では、とうてい間に合わず、こんなかっこいいおじさんが、ゴーカートを操るように木々の間を走り回って、きれいに芝を整えていきます。

おじさんが刈った芝の上で、持ってきたシートを広げてピクニック。ここでお昼を食べるのは、実は3度目。お気に入りの場所なのです。今日はじいじとばあばもご招待!!まるで自分の庭のように。

といっても、メニューは何にも手のかかっていないこの品々。道すがら、サルハーレンで調達したシュリンプとチキンのサラダ、ローストビーフのオープンサンド、それからチーズとパン。これだけでも、十分です。あっ、そうそう、MAKOが作った海苔巻きおにぎりもありました。一応主役の優ちゃん、ばあばのお膝の特等席で食べさせてもらっています。

おなかいっぱいになって、天気はポカポカ。ちょっとベンチで一休み。でも、このベンチ、とっても大きくて、誰も足がつきません。

一息ついたところで、植物園の一角にある熱帯植物園の建物へ入ってみることにしました。ここだけは有料です。入り口には、ゴールデンシャワーが見事。

スウェーデン語は読めませんが、「トロピカル園」って感じでしょうか?(いい加減な説明・・・)入り口です。

いきなり、ジャックと豆の気のような景色。6月といっても、17度ぐらいの気温から、いきなり部屋の中は熱帯気候。日本ではよくありますが、ここでこんな植物達にに出会うとは。。

親指姫が乗っていそうな蓮の葉。あっくんは「乗っていい??」って聞いていました。

寒さに慣れたあっくん。温室の中に入るなり「こんなあついのはイヤだ〜〜〜早くでようよ〜〜。」と顔をしかめています。しかし・・・実は1ヶ月後、あっくんは沖縄へ引っ越すことになっているのです。あらら、大丈夫かな?

湿度もすごいです。あっくん、ほんとに大丈夫かな?優ちゃんは、いつものごとく、へっちゃらだけど。

この花は何かしら??はじめて見る花・・・

と思っていたら、恐ろしいものを見つけました。何じゃこりゃ〜〜ってかんじです。これが、木のように壁一面ぶら下がっています。一つの花が20センチ以上あります。とても、スウェーデンには似合わない感じの花です。

あっくんがせかすので、早々に温室を脱出して、庭の散策。久しぶりのじいじにも慣れた優ちゃんは、ゆりかごに乗るように静かにじいじに抱かれています。らくちんらくちん。

題して「花とおじさん」 ・・・あちらの林の奥まで、この庭が続いています。

こちらは「花とお嬢さん??」あっ、近くで見たら、おばさんだった?失礼な!

宮殿横を下って、街を歩き、今度はリンネの庭までやってきました。リンネが住んでいた住居と、研究に使った庭園がそのまま残されていて、1300種の植物が今も植えられています。

「今日は広いお庭ばっかりで、うれしいぞ〜〜」あっくんは、満面の笑みで走り回っています。

いつもの橋を渡って帰宅します。

夕食後、優ちゃんバースデイのケーキを食べようと思った頃には、主役の優ちゃんはピクニック疲れか?眠くってこんなお顔。ろうそくを一本つけて、急いで「おめでとう!!」

植物園ピクニックで過ごした誕生日も終わり、翌日、じいじとばあばは、デンマークへ飛び立っていきました。空港でお見送り。

空港で最後に食べたランチ。すしセットが何種類か用意されていて、マグロなどが入ったものもありました。値段はかなり割高ですが、一応ちゃんとわさびが入って、ガリもついてきました。ただ・・・このすしの料に対して、この大量の醤油と、さらにマスタードのように添えられたわさびは、どうも納得いきませんが・・・味は、まあまあです。

6ヶ月から1歳までスウェーデンで過ごした私。。人見知りはするけれど、自然の中で遊ぶの大好きよ。きっと、でっかい女になってみせるわ!!・・と、言っているのかな?

こうして、初めてのお誕生日をスウェーデンで迎えた優ちゃん。すっかり中庭のブランコも気に入り、お花畑をよちよち散歩もできるようになった頃、もうすぐ帰国の日がちかずいていました。再び優ちゃんとあっくんがウプサラを訪れるのは、いつのことでしょう。 そのときも、まだきっとこの中庭のブランコは、ここにあるような気がします。(MAKO)

 

 

                                                                                            Back

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system