蒸気機関車でLENNAまで

6月18日から8月中旬までの休日、ウプサラ駅の裏にそのまま残されている旧ウプサラ駅から、湖畔の街LENNAまで、蒸気機関車が運行されます。Sammer  Vacationをむかえた子供たちへの、プレゼント。これは、現在のウプサラ駅、手前が古い線路です。

これが旧ウプサラ駅です。古い建物の外観はそのまま残され、中の広いホールは、カフェとおしゃれな小物を売る店になっています。

でも、こんなに草の生い茂った線路から、本当に機関車が来るのでしょうか?

この時期だけ現れる、駅員さんと車掌さんも、なにやら相談中。「おい、機関車は大丈夫か?」「たぶんな〜。」

と、心配していると、ぼうぼうの草の向こうから、やって来ました!   行きは、ディーゼル車のようです。

湖畔の街まで、車内はピクニックのバスケットを持った親子で、遠足のような騒ぎです。でも、心地よい揺れに誘われて、出発早々、あっくんは昼寝を始めてしまいました。「トーマスに乗るんだね!」って、楽しみにしていたのに・・・

でも、見て見て!   寝ていても、手にはちゃーんと、切符を握りしめていますよ。

あらあら、ポカポカ陽気に、お外を眺めながら、優ちゃんも居眠りですね。

マクドナルドのお店の裏手には、子供専用の列車がおいてありました。 中では、チャイルドミールだけが、売られています。

約40分でLENNAに到着。でも、あんなに乗っていた人たちは、あっという間にどこかへ消えてしまって、こんな寂しい駅に取り残されてしまいまし た。「機関車で、ピクニックに行くといいよ!」というErikの言葉に、ワクワクして乗ってきたものの、さて、どこへ行ったらいいのでしょう?

周りには、人家が数件。やっと見つけたアイスクリーム屋のおじさんに、近くでお弁当を食べたり、見たりするところはないか訪ねると「I don't know」仕方がないので、黒猫さんに尋ねると「あっちだニャ〜」というので、林の方に行ってみることに・・・

林の道を歩いていると、あっくんの大好きなOld Carにも、出会いました。思わず、にっこり。

人けはないけれど、スケートボードの練習場も見つけました。おっきいなあ。

こんな気持ちのいい白樺林を歩いただけでも、今日は来た甲斐があります。気持ちいい。。。

突然家がでてきました。でも、今は誰も住んでいないようです。  木こりさんでもいたのでしょうか?

と、またまた突然目の前が開けて、湖がでてきました。向こう岸には、湖畔の線路を走る機関車も見えて、最高の眺めです。     早速、サンドイッチを広げてランチの時間です。

さあ、帰りの時間が近づいてきました。すると、消えていた人たちが、あっという間に林のあちらこちらから集まってきました。不思議です。

帰りはもちろん、あっくんお待ちかねの蒸気機関車。   「トーマスだ!」と、大喜びです。

窓から見える、機関車の煙、わかります?   車窓の景色は、地平線まで広がる草原と、空です。

こうして、楽しいピクニックから帰ってくると、機関車は「ポーポー」とあっくんにさよならの挨拶をして、おうちに帰っていきました。  その煙が見えなくなるまで、ずっと見送っていたあっくんでした。(MAKO)

 

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